大脳皮質の機能的な領域の名称を当てるクイズです。
次の領域が表示されます。画像の赤い部分について答えてください。
1.ウェルニケ野 2.運動野 3.運動連合野 4.視覚野 5.視覚連合野 6.前頭眼野 7.前頭連合野 8.側頭連合野 9.体性感覚野 10.聴覚野 11.頭頂連合野 12.ブローカ野 13.味覚野
運動のコントロールに関与する領域を運動野。感覚を生じるところが感覚野。そして連合野というのは、運動野と感覚野の間で高次の精神機能を営む領域。
漢字の名称については何となくイメージが沸きますが、さてブローカ野とウェルニケ野って何のことかなと思って調べてみたら、名称についてはどちらもこれらの領域を発見した外科医の名前だそうです。
ピエール・ポール・ブローカさんとカール・ウェルニケさん。ブローカ野は言語を発することに関わる領域で、ウェルニケ野は言語を理解することに関わる領域だということです。
これらの運動や感覚に関わる領域を電気刺激なんかすると、勝手に体が動いたり、勝手に喋ったり、神の声が聞こえたりするのでしょうね。
尚、今回は大脳の機能的な分類から付けられている名称を選んでクイズにしていますが、研究分野などよって呼び方が多少違っている部分もあるようです。
下の写真はアインシュタイン博士の脳です。他の人たちより特別大きいわけではないようですが、シワがかなり深く特殊なシワもあるのだということです。むむむ、よく見ると何か、何となく、シワの様子が美しく感じるような気もします。
この脳のシワというか溝ですが、大きなところ以外は個人差があって皆かなり違っているんだそうです。そのうち医療が発達すると、健康診断で自分の脳のシワがすべて見られるようになるかもしれませんね。そしてそして、手相みたいに脳のシワによる性格判断とか、あるかもしれない?ですね。